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1 : ツール・ド・名無しさん
小川のせせらぎ。道を照らす木漏れ日。日常のもやもやが景色と一緒に後ろに消え去ってゆく……

キメェ勘弁してくれwwwwww

2 : ツール・ド・名無しさん
焼ける肺。軋む関節。破裂しそうな心臓。千切れる寸前の筋肉。霞む視界。
そうして僕は自分と対話する。

3 : ツール・ド・名無しさん
限界の先の限界へ

もっと踏める、フレームがそう語りかけて来る

5 : ツール・ド・名無しさん
うつし世は舞台
男も女も役者に過ぎぬ
ならばせめてペダルを踏もう

6 : ツール・ド・名無しさん
ガイアが俺にもっと輝けと囁いている

7 : ツール・ド・名無しさん
お前ら変態だな。
普通に走ってたら、道順考えて、路面見て、周り見て、
店とか見て、美女見てたら余計な事考えないけどなあ。

8 : ツール・ド・名無しさん
平地を走ってると暇なんだよ
危ないから音楽聞くというわけにもいかないし
俳句とかはBPMがケイデンスと合わなすぎるから、どうしてもラップ調になる

9 : ツール・ド・名無しさん
日常を離れ、誰も入り込めない自分だけの世界を楽しむ

クロモリは最新ロードのように軽くはないし、剛性も無い

俺でいいのか?フレームは語りかけてくるが、俺はこう言う

お前とならば何処までも行ける

10 : ツール・ド・名無しさん
フレームとホイールがしゃべるのは
常識。

よく言う台詞
「もっと踏め!もっと!」

11 : ツール・ド・名無しさん
職人の息吹が感じられるフレーム、このフレームであれば私は命を預ける事が出来る

今日も魂をのせ、まだ見ぬ地へとペダルを踏み続ける

12 : ツール・ド・名無しさん
3年も自転車屋やってると色んな客と出会うんだが 今でも印象に残ってるのはカールトンNを買った高校生の少年だね
あれはCRNの13年モデルが発表された頃だったかな うちの店にもCRNを置いたんだよ
アルミやカーボンに乗ってるような大人たちは見向きもしなかったんだけど、その少年だけは毎日店の前からCRNを見てたんだ
雨の日も雷の日も、熱心に通ってるもんだから声をかけたんだ
「いらっしゃい。カールトンNが気に入ったのかい?」
少年は一瞬驚いたような顔をしたけど、照れくさそうに笑って言った
「はい。カールトンNって古臭いけどかっこいいから」
「跨ってみる?」
「いいんですか?」
「もちろん」
CRNに跨った少年の手は微かに震えていて
「うわぁ…かっこいい!すげぇサドル高ぇ~!」
って感動してやがんだよ。
その姿を見てると、俺も初めてロードバイクに跨ったときはこうだったな… なんて思い出しちゃってさ(笑)
「バイトして買います!」
そう俺に宣言してからも、少年は毎日CRNを見に来てたな
バイトの帰りだとかで閉店10分前に来るのが日課になってた
そんな少年に心打たれたのかな、ある日CRNを店の前から移動させたんだ
その日も少年はバイト帰りにCRNを見に来たんだけど、昨日まであった場所にないもんだからえらくオロオロしてた。
そんな少年に声をかけた
「こっちおいで」
店の奥に案内すると、そこにあるCRNの姿を見て少年はホッとした様子だった
「こいつは君に売るって決めた だから君が迎えに来るまでは売らずに置いておくから」
『売約済!触らないでね!』の貼り紙を見た少年の目はウルウルしてたよ
それから1月後くらいかな、ついに少年がCRNを手に入れる日が来たんだ
いざ跨ろうってときに、少年が泣いちまってさ
そのとき店にいた常連たちも、みんな立ち上がって拍手してた
CRNに乗って帰っていく少年の背中は、ちょっと大きくなった感じがしたよ
それから1月後くらいだったかな、少年がCRNに乗って店に来たんだ
「愛車の調子はどうだい?今日は手始めにタイヤ交換かい?」
そう尋ねる俺に、少年は申し訳なさそうにこう言ったよ
「CRNって糞重いバイクですね…。買い取ってほしいんですけど査定してもらえますか?あとCAAD8ありますか?」

14 : ツール・ド・名無しさん
>>12
ひでぇww

16 : ツール・ド・名無しさん
行数オーバーで大変な思いしながら改変したんだぞ!

18 : ツール・ド・名無しさん
実際ポエムはトレンド 

19 : ツール・ド・名無しさん
青い空白い雲、俺の体が空を切る。相棒と共に走っていると日々の葛藤を過ぎた道に置き去ることができる。
クロスバイクは問いかける。「まだ行けるか」
俺はこう返す「お前はどうだ」
だがクロスバイクからの返答はない。
俺も返答には期待していない。
これは互いの調子を伺っての会話ではなく、
俺はこいつとシンクロして一つの生き物になるからそんな会話は必要ないのだ。お互いそれを理解しているが故できる意思疎通である。

20 : ツール・ド・名無しさん
>>19
いい感じでキモいね

21 : ツール・ド・名無しさん
>>20自転車に乗りながら感覚を思考に変換するからポエマーになんじゃね?

25 : ツール・ド・名無しさん
気も狂う様な暑さと湿気 熱病と死を運ぶ虫共
緑に塗り込められてはいるが ここは地獄に違いない

26 : ツール・ド・名無しさん
嗚呼、この道は良い
舗装したばかりの滑らかな路面を加速していく俺
嗚呼
口の中にカメムシが入った
こんなこともあるのかと加速する俺
過ぎ去る景色が俺を癒してくれる

27 : ツール・ド・名無しさん
だからさ、【ポエマー】なんて英単語に無いんだって…
恥ずかしいからポエマーなんて言うなよ。

28 : ツール・ド・名無しさん
a poetだな

Source: http://nozomi.5ch.net/test/read.cgi/bicycle/1439302792/